2021年4月にこどもちゃれんじ年長コース(じゃんぷ)の有料オプション、プログラミングプラスが始まりました!

これから小学校の必修科目になるけど、よくわからないな〜!
こどもちゃれんじは、やってるけどプログラミングプラスってどうなの?
これから小学校の必修科目として入ってくるプログラミング。
最近はプログラミングの塾や教材がたくさん出てきましたが、実際どれをやればいいのか困っているパパママも多いのではないでしょうか?
こどもちゃれんじは最大手なので受講中のご家庭も多いですが、こどもちゃれんじプログラミングプラスは有料オプションなのでどうしようかな?と悩んでいる方もいらっしゃるかと思います。

そこで、意気揚々と申し込んだわが家がこどもちゃれんじプログラミングプラス4月号をやってみたレポや教材の中身などをブログでズバリお伝えしていきますね!
これから受講を考えている方の参考になればうれしいです!

現役webエンジニア視点でもコメントします♪
- こどもちゃれんじプログラミングプラス4月号の教材紹介とレビュー
- 体験して感じたメリット・デメリット
- こどもちゃれんじプログラミングプラスの料金
こどもちゃれんじプログラミングプラス4月号教材を紹介&レビュー

- ガイドブック(初回のみ)
- プログラミングはっけんずかん(初回のみ)
- ティンカリングワークブック(毎月)
- ティンカリングキット(初回と12月)
上記の教材と「プログラミングプラス専用アプリ」をお家のスマートフォンやタブレットにダウンロードして進めていきます。
のちほど具体的にお伝えしますが、スマートフォンサイズよりもタブレットサイズのほうがやりやすいです。

わが家のiPad miniは古いのでアプリが対応していませんでした…(ガーン)
では、ここから1つずつ教材をご紹介していきます。
ガイドブック

ガイドブックは保護者向けで、初回のみのお届け。
こんな内容です。
- 4月号の教材ラインナップ
- プログラミング的思考について
- プログラミングプラスの講座説明
- プログラミングプラス年間ラインナップ
ガイドブックに予定されている年間のラインナップは、こんな感じ。

- 4〜7月号:順次(じゅんばんをかんがえよう!)
- 8〜11月号:条件分岐(「もし〜なら」でかんがえよう!)
- 12〜3月号:繰り返し(くりかえしをみつけよう!)
このように、各カリキュラムが4ヶ月ずつ用意されているので、何度も復習して理解してからスムーズに次に進めるようになっています。
ところで、プログラミング的思考ってどんなものかご存知ですか?
カンタンに説明すると「コンピューターやプログラミングの概念にもとづいた問題解決型の考え方」です。
ちなみに、文部科学省の「小学校プログラミング教育の手引(第3版)」には次のように書かれています。
「自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組み合わせが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組み合わせたらいいのか、記号の組み合わせをどのように改善していけば、より意図した活動に近づくのか、といったことを論理的に考えていく力」
文部科学省「小学校プログラミング教育の手引(第3版)」

なんだかムズかしそうで、どうやって子どもに説明すればいいの?
と不安になりますよね。
でもそんな不安も次の教材でスッキリしますよ!
実際はそんなにムズカシイことではないですよ♪
プログラミングはっけんずかん

プログラミングはっけんずかんは、しかけえほんタイプの教材で、初回のみのお届け。
1年間保存して、くりかえし読むことを目的にしているようです。
この教材は、「プログラミング的思考を日常生活に例えて身近に感じることができるようになる」というコンセプトで作られています。
各ページにある「おうちのかたへ」のメッセージを読むと、保護者のプログラミング的思考への理解度もグッと上げてくれます。
お子さんに説明するときにお役立ちの1冊です。
プログラミングはっけんずかんは、こんな内容です。
- ものはどうやってうごくの?
- プログラミングってどんなもの?
- ちいさくわけてみよう!
- じゅんばんをかんがえよう!
- くりかえしをみつけよう!
- 「もし〜なら」でかんがえよう!
- ちょうせん みちをすすもう!
- かんがえよう もんだいかいけつ!できるかな?
- なんどもためしてみよう!

プログラミングを学んでいく上で「こうステップアップしていくよね」という順番をきちんと踏んでいていいね。
もちろん足りないものがあってこれだけで全てOKとはならないけど、まんべんなくカバーしていて入門編としても親の教材としても十分だと思う!
子どもと一緒にくり返し読みたい本だね。
プログラミングプラス専用アプリ

プログラミングプラス専用アプリは、ご家庭のスマートフォンやタブレットにダウンロードして使う教材で、毎号更新です。
こどもちゃれんじの会員ページにログインする会員番号とパスワード、「ティンカリングワークブック」の「あんごう」の入力をしてログインします。
毎号の更新方法は「ティンカリングワークブック」の「あんごう」をアプリに入力するだけです。
※6月号から「あんごう」を入力しなくてもアプリを利用できるようになりました。
プログラミング専用アプリは、こんな内容です。
- ティンカル(キャラクター)による説明動画
- プログラミングゲーム4月号「ハンバーガー屋さん」
- スキルゲーム4月号「クレーンゲーム」
- ティンカリングキットゲーム(ワークのシートと連動)
プログラミングゲームとスキルゲームは、4月号のワークブックの内容に沿ったゲームになっていて、1回クリアするごとに緑のハートのゲージがたまっていきます。
ハートのゲージがたまるまで、くりかえしチャレンジすることで身についていくイメージです。
ティンカリングキットゲームはアプリのゲーム単体で何かをするのではなく、ワークの一番最後にあるシートとティンカリングキットも一緒に使います。
シートにティンカリングキットキットを並べてアプリで撮影するとしまじろうが並べたキットの通りに動くので、紙とデジタルの連動を楽しみながら試行錯誤ができるゲームです。

アプリはやっぱり子どもの食いつきがゼンゼン違いました!
アプリの設定でアラームする時間が決められるから、子どもとのお約束はしやすかったです♪
ティンカリングキット

ティンカリングキットは、それぞれの決まった役割のあるピースをティンカリングワークブックにのせて「考えて」「試す」教材です。
ティンカリングキットには、このようなピースが入っています。
- スタートピース
- ゴールピース
- すすむピース
- とびこえるピース
- わたるピース
4月号では上記の5種類ですが、12月号でさらに「くりかえすピース」のお届けがあります。

パーツの数に制限があることで、子供の頭で考えられる範囲に絞られているね。
概念を理解して、「小さく試す」というイメージに慣れることには適しているけど、もう少し数があっても良い気がするなー。
ティンカリングワークブック

ティンカリングワークブックは、紙で問題を解いていく教材で毎号のお届け。
ティンカリングキットをのせて問題を解いていくページとえんぴつで書き込んで解いていくページがあります。
紙の教材なので、アプリができない時にも学習することができます。
ここまで何度か出てきた「ティンカリング」。これは一体どういう意味でしょうか?
カンタンに言うと「試行錯誤して作り上げる」という意味だそうです。

息子はワークブックにのせる以外にも自分で岩や川を作って、キットで遊んだりもしていました。
ティンカリングにはたくさんの「答え」がありますね!
こどもちゃれんじプログラミングプラス 体験からオススメのやり方
体験してみて、こんなやり方がオススメです!
アプリはストアからダウンロードしたあと、少し設定が必要なので一旦あと回し。
お子さんにはその間、ティンカリングキットとティンカリングワークブックを渡しておきましょう。
こどもちゃれんじの会員ページにログインする会員番号とパスワードの入力をしてログインします。
毎日少しずつ読んでくり返すと日常生活に例えやすくなるのでオススメです。
【悪い口コミ】こどもちゃれんじプログラミングプラスの良くなかったところ

ここでは4月号時点の教材を体験して、あまり良くないと感じたところを正直にお伝えします。
良くない事も知った上で、検討したいですね♪
デメリット1:ワークの量がもの足りない
お子さんの理解度によりますが、ワークはボリュームが控えめなのでやる気があるとすぐに終わってしまいます。
アプリ連動のティンカリングシートは何度も試して楽しんでいましたが、このシートが何種類かあると試行錯誤をより楽しめたなと思います。
デメリット2:ティンカリングキットとティンカリングシートのアプリ撮影操作が難しい
シートにキットをのせてアプリで撮影をするときに、シートの端にある4つのイラストを画面に入れる必要があります。
が、操作がやや難しく初めの1-2回は子どもだけではできませんでした。
それによって「考えて試す」「直して試す」というくり返しがスムーズにいかないように感じました。
デメリット3:保護者の声かけが必要
日常生活ではプログラミング的思考にふれる機会がまだ多くないため、それを伸ばしていくには保護者の声かけが必要です。
ですが、保護者も知識がないと声かけが難しいので、一緒に勉強が必要になりそうです。

アプリのゲームはもくもくとやっていますが、「プログラミングはっけんずかん」などは情報がぎっしりなので、声をかけて一緒に読むことにしています。
【良い口コミ】こどもちゃれんじプログラミングプラスの良かったところ

こちらは、4月号時点の教材を体験して良いと思ったことをお伝えしていきます。
メリット1:難易度が低めなので子どもの達成感がある
4月号では「順次」「じゅんばん」というわかりやすいカリキュラムなので、すんなり頭に入ってきたようです。
自信をもって進めることができたので、達成感を感じていました。
メリット2:専用アプリでゲーム感覚にくりかえし学べる
プログラミングゲームとスキルゲームは、クリア毎にハートのゲージがたまっていく形式です。
ハートのゲージをためるために何度も挑戦するので、バリエーション違いで何パターンも考えることになります。
その結果、理解度のアップにつながっているようです。
メリット3:小学校の授業に向けて基礎を固めておける
こどもちゃれんじプログラミングプラスでやるような概念は、小学校でも学んでいきます。
幼児期から日常生活に例えてくりかえし色々なパターンを意識して考えていくことは、論理的な思考につながりやすくなります。
算数や理科でも活用できるので、小学校の入学までに基礎を固めておくことは大きなアドバンテージになるでしょう。

私ももっと幼いころに、この考え方を知っておきたかったな〜!
こどもちゃれんじプログラミングプラスはどんな人に向いてる?
4月号をやってみた時点で、こどもちゃれんじプログラミングプラスはこういう人に向いています。
・プログラミングの考え方に触れたことがない子
・物事を順序だてて考えることが苦手な子
・小学校から始まるプログラミング授業に不安がある
普段から物事を順序だてて考えたり、工夫したりするのが好きな子にとって4月の教材はカンタンなので少し物足りない可能性があります。
ただその場合も、プログラミング的思考の全体像を知っておくことは決して損にはなりません。
物足りなかった子にオススメのアプリ
もし、受講して物足りなさを感じた場合アプリのプログラミングゲームも検討してみると良いですよ。
わたしのオススメは「Lightbot」というアプリです。
ティンカリングキットのようなピースを並べて、かわいいロボットを目的地までつれていくプログラミングゲームです。
ピースをおいて実行、をくり返して何度も考えるので試行錯誤の回数はかなり多くなります。

娘の小学校でもタブレットの導入と共に利用されていますよ〜!
途中から難易度が上がって私はできませんでした…!
(エンジニアの夫はできました)
こどもちゃれんじプログラミングプラス料金

こどもチャレンジプログラミングプラスは、こどもちゃれんじじゃんぷの有料オプションコースです。
こどもちゃれんじ本体の受講をしている「会員」と、受講していない「非会員」で料金が違います。
料金の違いは、こんな感じです。
会員 | 非会員 |
---|---|
1090円/月 | 1,676円/月 |
※有料オプションコースの支払いは一括払いのみなので注意が必要です。
こどもちゃれんじじゃんぷ本体の受講料は
12ヶ月一括払い | 毎月払い |
---|---|
月あたり 2,480円 月あたり2,480円 × 12ヵ月分 =合計29,760円 | 月々 2,980円 |
12ヶ月一括払いのほうが2ヶ月分おトクな計算になりますね。その場合、途中解約をしたら返金されますので安心♪(解約は2ヵ月以上の継続が必要)
まとめ
こどもちゃれんじ年長コース(じゃんぷ)プログラミングプラスの4月号教材の紹介とレビューをしてきましたが、いかがでしたか?
5月号以降がどうなっていくかはまだわかりませんが、4月号は入門編なので、カンタンにできて親子で楽しめることは間違いないです。
わが家の息子はゲームが好きで論理的思考はそこそこできる方ですが、今回受講してみて無意識でやっているのと意識的にやるのとはかなり違うと感じたので、ひき続き受講していきます。
小学校のプログラミング授業、我が子はついていけるかな?と不安に思っている保護者の方は、一緒に勉強をするつもりでぜひ受講を検討してみてください♪
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